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2011.01.19 Wednesday * | - | - | -
* 『銀河鉄道の夜』宮沢 賢治:著、清川 あさみ:絵
評価:
宮沢 賢治,清川 あさみ
リトル・モア
¥ 1,890
(2009-11-26)

 もともと『銀河鉄道の夜』が大好きなのですが、数ある賢治作品の絵本の中でもこれは本当にため息が出るくらい綺麗で、ジョバンニやカムパネルラが旅する銀河の風景はきっとこんな感じじゃなかっただろうかと思うほど文章と雰囲気があっていました。透明感があって素敵。
 清川さんの手がけた絵本は以前『人魚姫』を読んだことがあるのですが、そちらも海のイメージや泡となる人魚姫の儚さが美しく描かれていました。クリスタルやビーズを直接縫い付けていく手法なので、絵に立体感があるのも面白い。
 誰かにプレゼントするのにもってこいの本だと思います。大人も子供も楽しめますよ。特に女の子は好きじゃないかな、こういうキラキラした綺麗な絵本。

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2009.12.21 Monday * 18:07 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『岸辺のふたり―Father and Daughter』マイケル・デュドク ドゥ・ヴィット:著、うちだ ややこ:翻訳
評価:
マイケル・デュドク ドゥ・ヴィット
くもん出版
¥ 1,365
(2003-03)

 あなたの大切な人は、
 いま、どこにいますか。

 8分間の短編アニメーション映画から生まれた絵本。
「じゃあな」と言ってボートに乗って去っていった父と、残された娘。何年も待ち続け、やがて娘は大きくなり若者と知り合い家庭を持つ。そして子供達が巣立った後で、父と別れた場所に来る。
 セピア色が印象的な絵本でした。父親がどこへ行ったのか、なぜ帰ってこなかったのか。それはどうとでも解釈ができると思います。なにかの暗喩とも取れるし。

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2009.12.10 Thursday * 15:43 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『STAR EGG 星の玉子さま』森博嗣
評価:
森 博嗣
文藝春秋
¥ 1,050
(2004-11-03)

 お馴染みの『星の王子さま』を下敷きに、「王子さま」ならぬ「玉子さん」が宇宙を旅していろいろな星をめぐるお話。ちなみに、玉子さんと一緒に旅するのはジュペリという名のわんこです。
 これは、可愛い絵ですね〜! 森さんの書いた文章に、森さんの描いたイラスト。さすがにどの星の絵もピタッピタッと嵌ってます。お話も、森さんの持つ静かでやや硬質の透き通った文章が、宇宙空間にぽつんと浮いている星々を想像させます。
 後ろ向きの男がいる星やクリスマスツリーが一本だけある星を見て、玉子さんは「孤独とはなんだろう」と考え、生えていた木をどんどん切り倒してしまい、あと一本だけ残った木を切るべきか迷うきこりのいる星を見て「働くとはなんだろう」と考える。私達のすむ地球も出てきます。この星を見て玉子さんはなにを思うでしょう。
 巻末に、お話の中に出てきた星ひとつひとつの解説文がついているのですが、この解説文も是非読んでほしいです。解説込みでひとつの作品になっているんじゃないのかな。
 本家の『星の王子さま』も読後ちょっぴり淋しくなるけれど、こちらの話も様々な星の紹介を読んでいるうちにちょっぴりせつなくて考えさせられるものがありました。

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2009.08.07 Friday * 00:37 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『こびと大百科―びっくり観察フィールドガイド』なばた としたか
評価:
なばた としたか
長崎出版
¥ 1,575
(2008-10-30)

 とうとうここまできてしまいました。キモチワルイとか言いながら、気づいたらこびとの虜になっているのかも。
 既刊の「こびと」絵本に出てきたこびとたちのが一冊にまとまった本書。体長、好きな食べ物、生息地、習性などの生態はもちろん、コツがいるという「こびとのおびき寄せ方」(写真付き)までが載った保存版です。子供たちはこれを片手に、公園や野原にこびとを捜しに行くんじゃないでしょうか。こびとと仲良くなりたい人は是非どうぞ。

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2009.08.06 Thursday * 19:34 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『みんなのこびと』なばた としたか
評価:
なばた としたか
長崎出版
¥ 1,575
(2007-01-31)

 『こびとづかん』に続く、キモカワ「こびと」の生態を描いた絵本の第二弾。
 前作で少年だった主人公が長じて「こびと博士」となり、子供たちから寄せられた「こびとについてのお便り」に回答する形で構成されています。一冊目よりパワーアップされたこびとの世界が広がっていました。寄せられるこびとに関するお便りの内容も幅が広く、ヒッピーの親子から空一面に飛ぶこびとの話が寄せられたり、こびとは世界中にいるのだと思わせる風呂敷の広げ方です。空一面のこびと、しかもこの絵柄のこびとですよ。……うわあ(笑)

 表紙画像をよく見るとわかるかもしれませんが、枝豆の中にも「こびと」は潜んでいるそうです。それでビール飲みながら枝豆つまんでいるお父さんは、気づかずにむしゃむしゃこびとを食べちゃってるのです。…………いやぁぁぁ! 私もう次から絶対枝豆はしっかり豆を見ながら食べることします。

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2009.08.06 Thursday * 18:53 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『こびとづかん』なばた としたか
評価:
なばた としたか
長崎出版
¥ 1,575
(2006-05-01)

 気持ち悪いのに読んでいるうちに、どことなく愛着が湧いてきてしまう「こびと」の本。ヴィレッジヴァンガードに置いてあるのを見て読むことにしたんですが、一冊読み終えると妙にあとを引くというか、このこびとが気になって次の絵本へ手を伸ばしてしまいます。

 主人公の男の子が変な物を見つけておじいちゃんに見せると、それは「こびと」の抜け殻だと教えられるところから話が始まります。本当にいるらしい「こびと」を捜して捕まえる男の子。その種類は様々で生態もいろいろです。見つけるたびに、おじいちゃんにそのこびとの性質や生態を教えてもらうという内容。

 タイトルに「づかん」とあるように、こびとの取り扱い方や捕まえる際の注意事項なども書いてあって芸が細かい。
 このこびとたちの気持ち悪さは、大人よりも子供のほうが案外すんなり受け入れられそう。かといって、大人の私が読んでも嫌悪感は湧かず、妙なシュールさについ見てしまうんだけど。「こびと」というと妖精とかコロポックルとかのイメージがあるけれど、この絵本を見ているとそういった透明感がまったくなくて(笑)、妖怪の類なんじゃないかと思いました。
 もしこびとを見つけて捕まえることができたら、掴んだ手に臭いがついてしまうので牛乳で洗うと良いそうですよ。

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2009.08.06 Thursday * 18:27 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『いけちゃんとぼく』西原理恵子
評価:
西原 理恵子
角川書店
¥ 1,155
(2006-09-01)

 わすれないでね すきだとかならず かえってこられるの

 いつの間にか“ぼく”のそばに居た不思議ないきもの“いけちゃん”。いけちゃんはぼくにしか見えない。父さんが死んだときも、学校でいじめられたときも、いつもいけちゃんは一緒にいてくれた。いけちゃんは嬉しいことがあると数が増え、困ると小さくちぢこまる。やがてぼくが大きくなるにつれて、いけちゃんの姿がだんだん見えなくなってきた。もうこれが最後という日、いけちゃんはぼくにあることを打ち明ける――。

 サイバラさんの絵本。実写で映画化したとか。それが今週末に封切られるとか。
 今月号の雑誌「ダ・ヴィンチ」でもサイバラさんの特集が組まれていました。その作品には無頼派な内容のものと、叙情派なものとある、と分類されてたな。普段は無頼派なサイバラ作品を好んで読む私ですが、たまに叙情派サイバラ作品を読むとじわじわっと胸にきます。この絵本は叙情派なほうですね。
 つるんとしていてお化けみたいな形のいけちゃん。なんだかよくわからない生き物だけど、主人公のぼくにしか見えないから、子供の頃にありがちな自分の心の中のトモダチみたいなものなのかな……と思って読んでいたら、最後のいけちゃんの打ち明け話が予想外のものでした。

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2009.06.16 Tuesday * 19:11 | 絵本・児童書 | comments(4) | trackbacks(2)
* 『眠れるレタス姫 (N.Y.salad)』天野喜孝
評価:
天野 喜孝
主婦の友社
---
(2005-05-18)
 みんなが踊り出す真夜中。芽キャベツの精が気になった萎びた葉っぱの中にいたのは、美しいレタス姫でした、というお話。
 ストーリーは正直どうってことなかったんですが、天野喜孝氏が描く明るくやわらかい線のイラストを楽しむにはいい感じかな。私は「天使の卵」とか「吸血鬼ハンターD」とかの、もっとダークで妖艶な如何にも天野さんというイラストのほうが好きだけれど、こちらもふんわり可愛かったです。

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2009.05.13 Wednesday * 20:48 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『つみきのいえ』平田研也(文)、加藤久仁生(絵)
評価:
平田 研也
白泉社
¥ 1,470
(2008-10)
 アカデミー賞の短編アニメーション部門を受賞した『つみきのいえ』の加藤監督が絵を、脚本の平田氏が文を担当して出した絵本。
 年々水位の増す海の中に建つ家に住むおじいさんの話。水位が上がるたびに家の上に家を建てて暮らしてきたが、水面下に沈んでいる昔の家々にはそれぞれ大切な思い出がある。
 これは大人のための絵本かもしれませんね。子供には、このおじいさんの姿に共感するほどの過去や思い出がまだないから。その分大人が読むと、しみじみと自らの過去を振り返るのではないでしょうか。

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2009.03.23 Monday * 19:47 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『ちびくろ・さんぼ2』ヘレン・バンナーマン
評価:
ヘレン・バンナーマン
瑞雲舎
¥ 1,050
(2005-09-10)
 私の記憶にある『ちびくろさんぼ』のお話はトラがバターになってしまって、それでさんぼのお母さんが美味しいホットケーキを作ってくれるというものです。下に表示した赤い表紙のやつ。
ちびくろ・さんぼちびくろ・さんぼ
フランク・ドビアス 光吉 夏弥

瑞雲舎 2005-04-15
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 差別表現だとかで長いこと絶版になっていましたが、いつの間にか復刊されていたんですね。しかも続刊まで出ていました。これは2作目ですが、今のところ3作まで出ているのかな? この本ではさんぼに双子の弟が出来ます。名前は“うーふ”と“むーふ”。さんぼも嬉しくって可愛がり、面倒をよく見ていたのに攫われてしまって……というお話。1作目のトラがバターになっちゃうような面白展開はありませんでしたけど、ハッピーエンドだしまた美味しそうなホットケーキが出てきたしで、まあいっかな(笑) なんだか「ちびくろさんぼ=ホットケーキで大団円」という図式が頭の中に出来上がっています。

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2008.06.03 Tuesday * 16:34 | 絵本・児童書 | comments(0) | trackbacks(0)

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