* スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
2011.01.19 Wednesday * | - | - | -
「昨日までわたし、おかしなところで投げていたんですよ。」
(第一部「金色の午後、アリスが話し始める。」より)
おれは人生最大の勇気をふりしぼって言った。
「あのさー、おれと友だちになってくれない?」と。(本文より)
けれどもきっと、そう、この世界の出来事というのはたいていそんなものなんじゃないか、と思うのだ。特別な何かが起きるときには決まって、こんなぐあいにいくつもの妙な偶然が重なるものなのだろう、と。(本文より)
くらのかみ小野 不由美 講談社 2003-07-30売り上げランキング : 38112おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「富は、よいことを与えてくれもするし、悪いことを呼び寄せもする。気をつけていないと呑みこまれてしまう。得体がしれなくて、油断のならないお化けみたいなものだ。」(本文より)
銃とチョコレート乙一 講談社 2006-05-31売り上げランキング : 2789おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
少年リンツの住む国で富豪の家から金貨や宝石が盗まれる事件が多発。現場に残されているカードに書かれていた“GODIVA”の文字は泥棒の名前として国民に定着した。その怪盗ゴディバに挑戦する探偵ロイズは子どもたちのヒーローだ。ある日リンツは、父の形見の聖書の中から古びた手書きの地図を見つける。その後、新聞記者見習いマルコリーニから、「“GODIVA”カードの裏には風車小屋の絵がえがかれている。」という極秘情報を教えてもらったリンツは、自分が持っている地図が怪盗ゴディバ事件の鍵をにぎるものだと確信する。地図の裏にも風車小屋が描かれていたのだ。リンツは「怪盗の情報に懸賞金!」を出すという探偵ロイズに知らせるべく手紙を出したが…。(「BOOK」データベースより)
虹果て村の秘密 有栖川 有栖 講談社 2003-10-26 売り上げランキング : 179569 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
推理作家にどうしてもなりたい12歳の少年・秀介は、憧れの作家二宮ミサトを母にもつ同級生の優希(刑事になりたくてしょうがない)と、虹果て村にあるミサトの別荘で夏休みを過ごすことになった。虹にまつわる七つの言い伝えがあるのどかな村では、最近、高速道路建設をめぐって賛成派と反対派の対立が激しくなっていた。そんな中、密室殺人事件が起こり、二人は事件解明におとなも驚く知恵をしぼる。