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2011.01.19 Wednesday * | - | - | -
* 『東京バンドワゴン』小路幸也
 今、WOWOWではFUJI-ROCKの様子を放送していて、レッチリの演奏を見ながらこれを書いています。まとまりのない文章になりそうな予感(笑)

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 明治から続く下町の古書店<東京バンドワゴン>には、ちょっとワケありでおかしな四世代の大家族が住んでいます。頑固一徹な巨漢の家長勘一、伝説のロッカーと呼ばれている60過ぎても金髪で長髪の長男、その娘のシングルマザー、異母兄弟などなどなど。
 そんな堀田家の家訓は、
 「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決」

 そんなわけでご近所で起こったあれやこれやが自然とこの店に持ち込まれ、そして堀田家の面々が一致団結してそれに取り組みます。家族ならではの見事な連係プレー。あうんの呼吸というやつで、下手な会社よりもちゃんと組織立っています。小学生の曾孫たちまでが実にまあしっかりしてる。
 古書店が舞台なだけに本に関することが多いのですが、ひとつひとつの話に繋がりがあって――というか、謎や事件が持ち込まれるとはいえ、ひとつの家族の毎日が描かれているのだから日常がぶつ切りになるわけがないんですよね――最後のエピソードで大団円を迎えます。
 「寺内貫太郎一家」「ムー 一族」「時間ですよ」あたりのホームドラマを髣髴とさせる人情大家族小説です。著者自身もそれらのテレビドラマへのオマージュとしているようですね。家族の中だけでなく、そこに集うご近所さんや常連さんたちの下町らしい人情が味わえますよー。
2006.08.26 Saturday * 01:31 | 小路幸也 | comments(0) | trackbacks(0)
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