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2011.01.19 Wednesday * | - | - | -
図書館戦争有川 浩 メディアワークス 2006-02売り上げランキング : 3240おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された近未来の日本。その強引な超法規的検閲に対抗するため、『図書館法』(通称「図書館の自由法」)が成立され、自衛隊にも引けを取らぬ実戦部隊が組織された。武力による図書の検閲・奪取に武力で抗戦する図書館部隊。主人公笠原郁は、学生時代に目の前で行われた抜き打ちの検閲の思い出を胸に図書館防衛員を志すが……。
『図書館の自由に関する宣言』
一、図書館は資料収集の自由を有する。
二、図書館は資料提供の自由を有する。
三、図書館は利用者の秘密を守る。
四、図書館はすべての不当な検閲に反対する。
図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。
透明な旅路と あさの あつこ 講談社 2005-04-27 売り上げランキング : 168569 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
街娼を絞め殺し車で逃亡中の吉行明敬は、旧道のトンネルを抜けたところで一組の少年と幼女――白兎(はくと)と、かこ(笹山和子)――に出会い、かこの家のある村まで車で送ることになるが……。
風に舞いあがるビニールシート森 絵都 文藝春秋 2006-05売り上げランキング : 138おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
※第135回直木賞受賞作
【収録作】器を探して/犬の散歩/守護神/鐘の音/ジェネレーションX/風に舞いあがるビニールシート
幸福ロケット 山本 幸久 ポプラ社 2005-11 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
山田香な子は、少々クールで本が大好きな小学5年生。お父さんの仕事の都合で、半年前に葛飾区のお花茶屋に引っ越してきた。それというのも両親の仲が良すぎて、父が母と少しでも長くいたいと母と同じ職場に転職してしまったのだ。クラスで隣の席の小森(通称コーモリ)とは、趣味が違うしあまり話したこともない。香な子にとって、これといって特徴のある男の子ではなかったのだけど、ある日クラスで可愛い子のグループに属している町野さんに小森をデートに誘って欲しいと頼まれてからというもの、なんだか気になる存在になってきて……。
Q&A恩田 陸 幻冬舎 2004-06-11売り上げランキング : 72840おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2002年2月11日(祝)午後2時過ぎ、都内郊外の大型商業施設において重大死傷事故発生。死者69名、負傷者116名。未だ事故原因を特定できず――。次々に招喚される大量の被害者、目撃者。しかし食い違う証言。
店内のビデオに写っていたものは? 立ちこめた謎の臭いは? ぬいぐるみを引きながら歩いてた少女の姿は? はたして、これは事件なのか、それとも単なる事故か?
「これからあなたに幾つかの質問をします。ここで話したことが外に出ることはありません――。」(本文より)
西の魔女が死んだ梨木 香歩 新潮社 2001-07売り上げランキング : 971おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。(「BOOK」データベースより)
語り女たち 北村 薫 新潮社 2004-04-15 売り上げランキング : 9960 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
男は海辺の街に小部屋を借りた。潮騒の常に響く窓辺に寝椅子を引き寄せ横になり、訪れた客の話を聞こうという趣向だ。架空の夢物語ではなく、日常に起こった体験談を聞かせて欲しいと、全国の新聞・雑誌に広告を載せた。男のもとを訪れるのは17人の語り女(かたりめ)たち。彼女たちが口にする物語はいずれもがどれも不思議な光を放っていて……。
花まんま 朱川 湊人 文藝春秋 2005-04-23 売り上げランキング : 20493 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
小さな妹がある日突然、誰かの生まれ変わりだと言い出したとしたら――。早くに父親を亡くして育った妹と、彼女を優しく見つめる兄を描いた表題作をはじめ、子供の時に買ったクラゲのような生き物を掌に乗せた時の甘美な感覚が忘れられない「妖精生物」、人の耳元で囁くと必ず死に至る呪文を操る「送りん婆」など。いずれも関西を舞台に、今は失われてしまった大切なものを思い出させてくれる作品集。
俺は力いっぱいフミ子を抱きしめた。
兄貴というのは、きっと世界で一番損な役回りだ。どんな時でも、妹を守らなくてはならない。(本文より)
※第133回直木賞受賞作
■収録作■トカビの夜/妖精生物/摩訶不思議/花まんま/送りん婆/凍蝶
オーデュボンの祈り伊坂 幸太郎 新潮社 2003-11売り上げランキング : 1529おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?
死神の精度伊坂 幸太郎 文藝春秋 2005-06-28売り上げランキング : 12550おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。
【収録作】死神の精度/死神と藤田/吹雪に死神/恋愛で死神/旅路を死神/死神対老女