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2011.01.19 Wednesday * | - | - | -
闇の呪縛を打ち砕け―少年陰陽師 結城 光流 角川書店 2002-04 売り上げランキング : 33315 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
時は平安。異邦の大妖怪・窮奇を退治するため、毎夜都を見まわる昌浩(あの安倍晴明の孫!)と物の怪(愛称もっくん)は貴船神社で鬼女が丑の刻参りをしているという噂を耳にする。一方、道長の娘・彰子の身にも、妖に取りつかれた遠縁の姫君の魔の手がのびる。それらは全て、窮奇への贄として彰子を手に入れんとする妖異たちの企みだったのだ。昌浩は彰子を救うため、都の闇を叩き斬る!新米陰陽師奮闘記、第二弾参上。(「BOOK」データベースより)
鴨川ホルモー万城目 学 産業編集センター 2006-04売り上げランキング : 2055おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
京都大学に入学した安倍は同じく新入生の高村と葵祭りの帰り道、サークルの勧誘を受ける。京大青龍会という大層な名前のそのサークルは、千年あまりも続いてきた「ホルモー」を行うサークルだというが、何度か会合に顔を出しても一向になにをする会なのかわからない。不審に思いながらも気がつけば「ホルモー」を知りたいがために通うようになっていて……
弟を殺した彼と、僕。 原田 正治 ポプラ社 2004-08 売り上げランキング : 80662 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
1984年に愛知県で発覚した「半田保険金殺人事件」。本書の著者である原田氏の実弟・明男さんを含む三人が保険金目当てで殺害された。この事件によって、主犯格の長谷川敏彦をはじめ3人が逮捕・起訴された。当初は事故死だと思われていた弟が、実は殺されていたという事実を知り、著者は大きな衝撃を受ける。平穏だった暮らしは一変し、弟を失った深い悲しみは、時を待たず長谷川敏彦への憤怒と憎悪の念へと形を変えていった。「長谷川に極刑を望む」……著者の願いはただそれのみだった。
裁判が始まり、一審・二審と長谷川には当然のごとく死刑判決が下されていった。しかし、著者の心の中には「死刑とはいったい何だろう」という疑念が渦巻きはじめる。「罪を背負い、生き続けることこそが長谷川にとって真の意味での罰であり、弟への償いであり、被害者遺族である自分が望んでいることではないのか」と。(出版社の内容紹介より)
長谷川敏彦君は、僕の弟を殺害した男です。
「大切な肉親を殺した相手を、なぜ、君付けで呼ぶのですか」
ときどき質問されます。質問をする人に僕は、聞き返したい気持ちです。
「では、あなたはどうして呼び捨てにするのですか」
「あなたは、僕が彼を憎んだほどに、人を憎んだ経験がありますか」
「あなたは、僕以上に、長谷川君を憎んでいるのですか」
(本文「僕が長谷川君と呼ぶ男」より)
まほろ駅前多田便利軒三浦 しをん 文藝春秋 2006-03売り上げランキング : 518おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
東京のはずれに位置する“まほろ市”駅前にある便利屋「多田便利軒」を経営する多田はある年の冬、高校時代の同級生行天(ぎょうてん)と再会する。高校時代から変人で通っていた行天は更に奇矯な行動をとるようになっており、どこにも行くあてがないので仕方なく多田が事務所へ連れ帰るが……。便利屋稼業の多田・行天コンビに持ち込まれる以来の数々とその顛末。第135回直木賞受賞作。
異邦の影を探しだせ―少年陰陽師結城 光流 角川書店 2001-12売り上げランキング : 5225おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「ぬかるなよ、晴明の孫」「孫、言うなっ!」時は平安。13歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。資質は素晴らしいのだが、まだまだ半人前。よき(?)相棒の、物の怪(愛称もっくん)にからかわれながら、修行に励む日々である。そんな中、内裏が炎上するという騒ぎが起き、昌浩はもっくんと共に独自の調査を開始するが…。おちこぼれ陰陽師は都を救えるか!?新説・陰陽師物語登場。(「BOOK」データベースより)
東京バンドワゴン小路 幸也 集英社 2006-04売り上げランキング : 122335おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決」
世に棲む日日〈1〉 司馬 遼太郎 文藝春秋 2003-03 売り上げランキング : 3,215 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。変革期の青春の群像を描く歴史小説全四冊。
鬼の橋 伊藤 遊 福音館書店 1998-10 売り上げランキング : 70789 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
平安初期の京都、妹を亡くし失意の日々をおくる少年小野篁は、ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこではすでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。現世の橋でも、篁は家族を亡くしひとり五条橋の下に住む少女阿古那、田村麻呂に片方のツノを折られこの世へやってきた鬼非天丸らと知り合う。
彩雲国物語 漆黒の月の宴 雪乃 紗衣 角川書店 2005-02-25 売り上げランキング : 1103 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
王命をうけて茶州の州牧となった紅秀麗一行は、ひたすら茶州州都入りをめざす。というのも指定期間内に正式に着任できなければ、官吏としての地位を剥奪されてしまうのだ。新州牧の介入を快く思わない地元の豪族・茶家の妨害工作にもめげず、いちかばちかの勝負に出た秀麗の前に、不可思議な理屈で愛をささやく危険な男・茶朔洵が再び現れて…!?(「BOOK」データベースより)