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2011.01.19 Wednesday * | - | - | -
* 今年をふりかえって
 早いもので大晦日。今年も今日でお終いとなります。
 今年一番読むのが楽しくて著作を追いかけていたのは、米澤穂信さんでした。今年一番のお気に入り作家さんです。それから三崎亜記さんの『失われた町』や恒川光太郎さん『秋の牢獄』は、不思議な設定の中に独特のうつくしさやかなしさがあって強く印象に残っています。独特の終末的世界観に惹かれたのは、北山猛邦さんの『少年検閲官』。書物のない世界なんて、いやー。本好きの人間には想像もつきません。
 思わぬ発見というか発掘となったのが、新人の水森サトリさんが書いた『でかい月だな』です。読みやすく嫌味のない瑞々しい文章で、これから追いかけていこうと決めました。デビュー作ということで、もう数作読んでみたいところでもあります。
 本多孝好さんの久しぶりの新作『正義のミカタ〜I'm a loser〜』も面白かったな。こういう作品も書くのか、と良い意味で意表を突かれました。一冊で完結したお話ですが続編が出ても良さそうな終わり方だったので、出たら絶対に読みたいと思います。悪役のアノ人のその後が知りたい〜。
 自分でもなぜ手に取ったのかわからないけど読んでいて心揺さぶられたのは、明川哲也さんの『ブーの国』。ラスト近くまでずっと暗くつらい話に見えるけれど、最後の最後でそれらがすべて昇華される感覚を味わいました。
 せつなくて痛くてかなしい話だけれど惹かれたのは、北國浩二さんの『夏の魔法』。童話の『人魚姫』を読んだときのような読後感でした。
 逆に気持ちを前向きにしてくれたのは、宮下奈都さんの『スコーレNo.4』や池井戸潤さんの『空飛ぶタイヤ』。よし、私も頑張ろうという気持ちになりました。

 来年もまた面白い本と出会えますように。
 そして、このブログを覗いてくださっているみなさんにも、そんな出会いがありますように。
 よいお年を!

インシテミル氷菓 (角川スニーカー文庫)愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)クドリャフカの順番―「十文字」事件遠まわりする雛春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

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2007.12.31 Monday * 03:12 | 雑記 | comments(3) | trackbacks(0)
* 『タルト・タタンの夢』近藤史恵
 彼女は黙ったまま、目の前の皿を見つめていた。
 白い皿の上で、アイスクリームは静かに溶けていく。まるで、魔法が解けるように。(「タルト・タタンの夢」より)

 ベージュの柔らかな色合いの表紙と温かみのあるイラスト。近藤さんの新作は、どれもフランス料理が出てくる、実に美味しそうな短編集でした。フランス料理といっても肩の凝るものではなく、従業員四名のこじんまりとして家庭的な雰囲気のお店なので、こんなお店が近くにあったら是非とも行ってみたいと思わせます。でも、やっぱり最初の一歩がなかなか踏み出せないかな。気にはなるけどちらちら中を窺って怪しい人物認定されそうです(笑)

 そんな家庭的な雰囲気のある小さなフランチレストラン「ビストロ・パ・マル」に集う人々が持ち寄る、些細な食にまつわる謎を、長髪で武士のような風貌のシェフ三舟が解いていく日常の謎系ミステリ。謎そのものは大層な話ではないんですが、その人の生活や人生に関わる事柄に、食というのは意外と大きく影響するものかもしれませんね。どれもさくっと軽い口当たりで時にはスパイスもきいており、読後ちょっぴりお腹の底が温まるような、そんな短編集でした。続編が出たらきっとまた読むと思います。 読んでいるとお腹が空いてきますよ〜。私は甘いものが好きなので表題作で描かれているタルト・タタンや、「割り切れないチョコレート」の中のボンボン・オ・ショコラが食べたくなりました。
 話のほうも、「割り切れないチョコレート」が気に入ったな。ああいうきっかけで美味しいチョコレートを作るようになった人が、そのままの状態でいるはずはないと思うので、きっとその後は穏やかな結末を迎えたと思っています。
 あと、「オッソ・イラティをめぐる不和」は、奥さんのほうに同調しながら読みました(笑)

【収録作】
 「タルト・タタンの夢」「ロニョン・ド・ヴォーの決意」「ガレット・デ・ロワの秘密」「オッソ・イラティをめぐる不和」「理不尽な酔っぱらい」「ぬけがらのカスレ」「割り切れないチョコレート」

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2007.12.31 Monday * 01:54 | 国内ミステリ | comments(0) | trackbacks(1)
* 『おおきく振りかぶって Vol.9』ひぐちアサ
 や、やっと新刊が出てくれた〜。リアルタイムで雑誌連載分も読んでいるのですが、単行本と雑誌とでは随分と開きがありますね。表紙は浜ちゃんたち応援団の面々。彼らの笑顔と汗が印象的なイラストです。援団だって、チームの一員といってもいいくらい頑張ってくれてたもんね。

 桐青戦が終わった後の日常の様子と三回戦の頭が描かれていたこの巻。阿部と三橋の意思の疎通のなさは相変わらず。なんとか気持ちを通じ合わせたい阿部の努力が見える巻でした。沖君のアドバイス(?)によって、三橋への接し方をちょっぴり変えてみるところとか、今後三橋への対応で悩んだら沖君に相談すればいいよ。あと、栄口君にも。
 桐青戦は終わったとはいえ、利央の兄である呂佳に西浦について聞かれる和さんとか、試合が終わったらぶつりとそこで切れるのではなく、ちゃんと今までの出来事が話の中で繋がっているのがいいですね。桐青戦での田島の負傷も、ちゃんと花井が四番としてレベルアップするための布石となっているし。三回戦も目が離せません。

 まったくもってどうでもいいことですが、私、阿部の横顔が好きです。彼は正面向きの顔よりも横顔のほうが男前だと思う。あの目のタレ具合と眉の上がり具合の角度がこう……いや、ホントにどーでもいい話ですね(笑) あぶないあぶない。危うく阿部について熱く語るところでした。

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2007.12.30 Sunday * 23:56 | 漫画 | comments(6) | trackbacks(0)
* 『山白朝子短篇集 死者のための音楽』山白朝子
評価:
山白朝子
メディアファクトリー
¥ 1,554
(2007-11-14)
 月明かりにてらされながら、母が底にたっていた。腐った果物のような、甘い匂いがたちこめていた。廃液をすいこんできた地面は、宇宙のように黒色だった。無言でたっている母の足下に、点々と黄金がころがっており、月光を表面にまとっていた。まるで地面に星がちらばっているみたいだった。(「黄金工場」より)

 怪談専門誌『幽』に掲載されていた作品を集めたもので、著者の山白朝子さんはとある有名作家が覆面で書いている名義ではないかとの噂があるそうな。確かに一読後「あの人では?」とすぐに浮かんだ作家さんがいる。乙一氏だ。本書の「鬼物語」の中の描写と『天帝妖狐』の描写の類似をはじめ、ホラーだけれどどこかせつないところとか、話の落としどころとか、いろいろと似ていると思うところがあったから。
 けれど「そんなことはどうでもいいや」と思うくらい、この本の内容がよかったのもまた事実。特に気に入ったのは「黄金工場」と「鬼物語」。書き下ろしの「死者のための音楽」には、いろいろと自分とリンクするところがあって平静では読めなかったので除外。泣きながら読んだことと、自分が身罷る時には子供の頃聞いた子守唄が聞こえるといいなと思ったことだけ書いておく。そういえば、眠りに落ちる瞬間と息を引き取る瞬間とは似ていないだろうか。「鳥とファフロッキーズ現象について」も面白かった。一番世評が高いのは、おそらくこれだろうと思う。

 「黄金工場」はホラーとして一番印象に残ったのと、どこか乱歩のような雰囲気を持っているところがいい。母子が森の中で黄金と化した虫たちを拾う場面がある。ヤブ蚊や蝿、ウジ虫たちが、つるりとして光沢のある黄金で出来ているという、その一文が印象的。ウジ虫なんて見たくもないが、ぷっくりと腹の膨らんだそれが夕暮れの光に反射して金色に輝くさまをつい想像してしまう。うつくしいものとグロテスクなものとが一体となり、常に平行して書かれていて、ラストでそこから光と美が抜き取られる瞬間に、暗いカタルシスを得られるのだ。この話ばかり何度も読み返してしまう。

 「鬼物語」には、坂口安吾の『桜の森の満開の下』のような「鬼と桜」の構図に強く惹かれた。これもやはりうつくしいものとグロテスクなものという、対照的な二者が対になって書かれていた。どうも私はそういうものに弱いらしい。親子三代の鬼との対峙談でもあるし、因果話でもある。現在→過去→ 一番古い過去→二番目に古い過去→過去(現在へ繋がる)という構成もいい。おそろしい風景の中で桜が咲いているというのは、なぜにこんなにもうつくしいのだろう。

 装丁は祖父江慎氏。表紙や中の遊び紙は綺麗で、開いてみると髪の毛が数本挟まっていると錯覚するようなちょっと不気味な栞紐など、うつくしいけれど少し怖い本書の内容ととてもよく合っている。

【収録作】
 「長い旅のはじまり」「井戸を下りる」「黄金工場」「未完の像」「鬼物語」「鳥とファフロッキーズ現象について」「死者のための音楽」

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2007.12.28 Friday * 02:39 | 国内その他 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『鋼の錬金術師 18巻』荒川弘
評価:
荒川 弘
スクウェア・エニックス
¥ 410
(2007-12-22)
 勘違いするな
 「堪える」と「許す」は違う (本文より)

 今月出た最新刊。
 この巻での山場はウィンリィとスカーの対面シーンでしょうか。元気で明るく可愛いウィンリィは今までこの物語のオアシスのような存在でしたが、彼女の両親が殺された件がここにきてとても重要な出来事であったのだと実感しました。エドたち国家錬金術師とイシュヴァール人であるスカーとが共通の敵を前に協力体制をとる、その繋ぎ目となる存在としてウィンリィが大きくクローズアップされるとは。
 7人目のホムンクルス「傲慢(プライド)」の正体も明らかになりました。予告を見ると次の巻で詳しく触れられるようなので楽しみ。「お父様」の過去も気になります。

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2007.12.27 Thursday * 20:20 | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0)
* 『私の男』桜庭一樹
評価:
桜庭 一樹
文藝春秋
¥ 1,550
(2007-10)
「親子のあいだで、しちゃいけないことなんて、この世にあるの?」 (本文より)

 結構早く読み終えていたのに、なかなか感想を書けずにいた一冊。今こうして書いていても、なにを書こうか考えてしまう本。読む前も、なかなか手を伸ばせずにいました。内容が父(養父)と娘の近親相姦なので。ふたりが故郷を捨てるきっかけとなった事件や、花と淳悟の関係が次第にわかってくる構成など、ミステリ的な要素もあって、読み始めたら一気に読んじゃったんですけどね。

 震災孤児になった竹中花と、彼女を引き取り養父となった腐野淳悟(くさりのじゅんご)の物語。ふたりの別れから出会いへと、少しずつ遡って語られています。
 主人公には共感できないのに、不思議と惹かれる話でした。そして共感できないからこそ惹かれ、どうしようもなく虚しい気持ちにさせられもしたのでした。
 作中、花と淳悟を見守る老人が「世の中には、けして、してはならんことがある」と花に向かって叫ぶ場面があって、その必死の呼びかけがとてもとても悲しかった。それは多分、この物語を読んでいる私自身から花への呼びかけとも思えたからでしょう。彼の呼びかけが花に届かない、その絶望的な隔たりと、底の見えない暗い闇が、もどかしくて悲しかった。
 花と淳悟の関係は、生臭くて濃厚な臭いのするものです。これほど互いを必要としていながら、それは上へ向かってのびる樹木とはならず、どんどん深い穴へと堕ちていく、逃げ場のない、閉塞感の漂うものです。狭い部屋で貪りあう、獣のようなふたりを読者は見せられ続けます。それに耐え、腐臭にも似た香りに噎せながらも見守ってしまう、そんな本でした。

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JUGEMテーマ:読書
2007.12.20 Thursday * 00:54 | 国内その他 | comments(6) | trackbacks(1)
* 『本格ミステリ・ベスト10 2008年度版』
 「このミス」や「ミステリが読みたい!」も買っているのですが、見ていて一番しっくりくるランキングと読みたくなるレビューが載っているのは、この『本格ミステリ・ベスト10』だったりします。
 ふむふむ、なるほど。読んでいるうちに、山沢晴雄の『離れた家』が読みたくなったので購入しました。柄刀一の『密室キングダム』はちょうど今手元にあるんですよね。分厚いけど、こちらも気合入れて読みますか。

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JUGEMテーマ:ミステリ
2007.12.19 Wednesday * 23:31 | 国内ミステリ | comments(2) | trackbacks(0)
* 映画「ユナイテッド93」
評価:
シェエン・ジャクソン.ジョン・ロスマン.クリスチャン・クレメンソン,ポール・グリーングラス
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 1,490
(2007-09-13)
 2001年9月11日にアメリカで起こった同時多発テロの際、ハイジャックされた4機の旅客機のうち、唯一標的に到達しなかったユナイテッド航空93便の様子を描いた映画。ドキュメンタリータッチで撮られているので、派手な見せ場や演出といったものはありません。主人公も設定されていないし、カメラワークもホームビデオ用のハンディカムを使ったような箇所があったりします。
 運命の日、人々はそれぞれの事情によって93便に搭乗し、そしてよくある機内の様子を経て、ハイジャックされる。ハイジャックのショックから落ち着きかけた時に知らされるテロの情報。再び混乱する乗客たち。ただひたすら恐れ戦く者、ハイジャック犯に立ち向かおうとする者、家族や愛する者たちへ機内から電話をかけて別れを告げる者。それらが淡々と描かれ、最後の瞬間に向かって進行していきます。
 見ていて一番印象に残ったのは、自分たちの乗った機がどこかへ突っ込むために操縦されていることを知った後の、乗客たちの様子。特に家族や恋人、友人などへ別れの電話をかける姿でした。妻や子と言葉を交わせた者もいれば、留守番電話にメッセージを吹き込む者、別の知り合いに家族へのメッセージを託す者もいました。

 93便の乗客たちを英雄視するよりも、できるだけ事実に近づけようとしていると思いました。ハイジャック犯たちが完全な悪人として描かれていないのもよかった。
 当日の朝、彼らが彼らの信じる神に祈りを捧げるシーンがあります。他にも、93便に搭乗する前の不安そうな様子、搭乗ゲートの前で家族へ連絡を取ろうとする姿、ハイジャックをしてからも、自分たちに向かってくるのではないかと乗客たちの様子を窺って右往左往する様、コックピットで操縦に戸惑う様子などなど。93便の乗客たちを英雄視して彼らのための“復讐”を呼びかけるのではない作りに、わずかな救いを感じました。

4334761720ユナイテッド93 テロリストと闘った乗客たちの記録 (光文社文庫)ジェレ・ロングマン 原口 まつ子 光文社 2006-07-12by G-Tools


ユナイテッド93@映画生活
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2007.12.19 Wednesday * 23:17 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
* 映画「マリー・アントワネット」
評価:
キルスティン・ダンスト,ジェイソン・シュワルツマン,アーシア・アルジェント,マリアンヌ・フェイスフル,ソフィア・コッポラ
東北新社
¥ 2,952
(2007-07-19)
 世界で最も有名な王妃マリー・アントワネットを題材にした映画。14歳でオーストリアからフランス王家へ嫁いだところから、ヴェルサイユを追われるまでが描かれていました。史実に忠実な作りを期待していたわけではなく、ポップでキュートなマリーの一面が見られればそれでいいと思っていたせいか、CMや公開当時の評判などから想像していた内容とそう大差ない印象でした。
 しかしまさか、フランス革命後の有名なマリーの最期がばっさりカットされているとは思わなかった。考えようによっては、少女マリーがフランス王家の中で退屈し、ひとりぼっちでしょんぼりと佇んでいる様子を延々と(特にドラマチックな山場もなく)見ていたので、衝撃的な最期を見ないまま終わってよかったのかも、とも思いますが。
 ひとりの少女の物語として、淡々と話は進み終わっていく、そういう感じの映画でした。
 カット割や衣装の色彩、BGMでかかる曲などは現代風の演出。マリーを歴史上の人物としてよりも、卑近な存在として描きたかったのかな。

マリー・アントワネット@映画生活
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2007.12.18 Tuesday * 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
* 映画「どろろ」
評価:
柴咲コウ,瑛太,麻生久美子,中村嘉葎雄,原田美枝子,妻夫木聡,杉本哲太,原田芳雄,土屋アンナ,中井貴一,塩田明彦
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 2,400
(2007-07-13)
 己の体48箇所を取り戻すため、魔物と戦う百鬼丸。そして彼と知り合ったコソ泥のどろろは、百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、その旅を追いかけ始める……。

 う〜ん……マンガや小説を実写化すれば、必ずイメージに合わなかったり無理があったりするものだけど、私は原作を読んでいないので影響なく見られるはず……だったんですが、それでもキャスティングには首を捻りました。
 どろろが実は女の子であるというのは、最後までわからないようにして、ラストでびっくりさせて欲しかった。柴咲コウではあまりに女性らしい容姿で、いくら「おいらは男だ!」と言ってもまるでピンとこない。常に大声で叫ぶように台詞を言っていたのも、五月蝿く感じられてしまったし。どろろの過去よりも、どろろと百鬼丸に恋愛フラグを立てることを優先している演出にも見える。
 それに最初から続編を作ることが前提になっているんだなあってのも、マイナスポイントでしたね。
 大きな嘘をつくためには、細部をとことんリアルにする必要があると思うんですが、すべてが中途半端な印象。笑わせよう、泣かせよう、アクションを見せよう、そうやって盛りだくさんに詰め込んだ結果、空回りしてしまったというか。

どろろ@映画生活
JUGEMテーマ:映画
2007.12.18 Tuesday * 23:36 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)

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